超連射68Kをやってみよう

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1995年にX68000で作られた縦スクロールシューティングゲーム。
それをWindowsに移植したものがフリーで公開されている。
難易度はやや高めだがベーシックなＳＴＧの魅力が凝集されている傑作。
複雑なシステムは一切ないのもこのゲームの特徴だ。

シンプルなＳＴＧって意外と少ないな。 そうなのか？ ボタンを３つ以上使うＳＴＧは複雑な感じがする。 そんな……ファミコンの時代じゃないんだから。 でも使うボタンが多いと初心者もとっつき辛いだろう。 まあ……それはあるかもしれんが。 いっそ初心者には超連射68Kなどいいかもしれん。 超連射？ シューター向けに調整されたゲームではあるのだが 　　　　　　　　　　とにかくシンプルでオーソドックス、 　　　　　　　　　　ＳＴＧの王道と言って良い内容なのだ。 　　　　　　　　　　下手に亜種に手を出すより王道的なモノから 　　　　　　　　　　始めた方が良いんじゃないかって気もする。 しかしシューター向けって……。 　　　　　　　　　　初心者にそんなもんすすめていいのか？ なあにかえって免疫が付く……かも。 シンプルなタイトル画面。 このゲームのCONFIGはかなりマニア向け。 初心者のみならずほとんどのプレイヤーは SHOT、BOMBのボタン配置ぐらいしか弄る必要はない？ ちなみに難易度を下げられるような項目は存在しない。 やっぱ難しそうなゲームだな……。 そうかい？ 　　　　　　　　　　ショットとボムしかないシンプルなSTGだから 　　　　　　　　　　マニュアルは読まなくていいよ。 　　　　　　　　　　STARTを選んで始めてしまってくれ。 ボタン１がショット、ボタン２がボムだ。 ショットはセミオート式になっている。 ポンポンと適当に叩くだけで連射できるぞ。 モグラリバース２や東方妖々夢のような 　　　　　　　　　　ショットの撃ち分けはない。 　　　　　　　　　　バルカイザーのようなチャージショットもない。 　　　　　　　　　　ただ連射するだけで良い。 敵の動きが速くないか！？ そうだね、昔のＳＴＧはだいたいこんなものだが。 基本は画面下で待機、敵に目掛けてショットを撃ちまくれ。 素早く敵を破壊していけばそうそう激しい攻撃に晒される事はない。 大きな敵が出てきても慌てない。 図体が大きいという事はショットが当たり易いという事。 見かけ倒しも多いぞ。 アイテムは３つが回転していて、ひとつだけ選べる。 Ｐはパワーアップ、Ｂはボムの補充、紫の玉はシールド（バリアー）だ。 最初はパワーアップを取った方が良い。 ２回ほどパワーアップするとショットの発射速度がかなり上がるので 火力（攻撃力）はその程度でも十分。 ２回パワーアップした後にシールドを取るのがオススメのパターンだ。 自機を狙って飛んでくる弾は少しずつ動いて避けよう。 大きく動くと逆に追い詰められてしまったりする。 とにかく焦らず落ち着いて敵を撃っていこう。 敵の攻撃が激しい時はボムを使ってしまおう。 慣れないうちは誰でも無理すると死ぬ、そんなものだ。 １面のボスが登場。 おい！２体同時に出てきたぞ！ あわてない、あわてない。 弾の隙間は大きいのでしっかり見切っていこう。 じっくり撃ち込んでいけばそれほど強くはない。 厳しいと思ったらボムを使ってしまえ。 ボスを倒すとステージクリア。 ボムの数、シールドの有無、残機の数に応じてボーナスが入る。 以上、基本はこんなところだ。 ……これだけか？ あとはやり込んでいくうちに細かいテクニックは 　　　　　　　　　　自然と身に付いていくものだよ。 　　　　　　　　　　とにかくシンプルかつ王道的な内容なのだ。 　　　　　　　　　　ＳＴＧの基礎を学ぶには最適な一本だと思う。 強そうな敵を連射で蹴散らしていくのは 　　　　　　　　　　なかなか爽快だな。 それこそがクラシカルなＳＴＧの醍醐味だね。 　　　　　　　　　　自力でラスボスまで辿り着いた時は感動したものだよ。 　　　　　　　　　　クリアするにはかなりのやり込みが必要ではあるが…… 　　　　　　　　　　グラフィックやサウンドは今見てもカッコイイし 　　　　　　　　　　やり込んで先を見る価値はきっと……ある！ タイトル画面でしばらく待っているとハイスコアのリプレイが見られる。 ゲームに慣れてきたら上手い人のリプレイを探して 見てみると新たな発見があるかもしれない。 １面ボスは互いの攻撃で自爆させる事が可能。 ボスの動きが止まったら光る大きな弾を撃ってくるのだが、 画面の中央に自機を置いといて左下にサッと避けると……。 １面ボスはこの方法で倒すのが最も楽だったりする。 ゲームに慣れてきたら積極的に狙ってみよう。 回転するアイテムの中央に入ると３つのアイテムを全て取る事ができる。 しかしタイミングがシビアで上手い人でも失敗する事は珍しくない。 最初のうちは無理に狙わない方が良いだろう。

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